みなさんこんにちは、現役エンジニアのサメハックです
未経験からWebエンジニアに転職し、
正社員として5年働いたのちフリーランスとして独立しました。
PostgreSQLの解説シリーズです。
今回はWindowsでPostgreSQLのdumpファイルの作り方について学んでいきましょう!
駆け出しエンジニアや未経験の方、
また新入社員を指導する先輩社員にとっても
わかりやすいように解説していきます!
- dumpファイルを作成することができる
基本的にPostgreSQLを想定して記述しています。
環境構築がまだの方は下の記事を参考に環境構築してください。
dumpファイルについて
そもそもdumpファイルとは
ダンプファイルとは、通常はデータベースやファイルシステムなどの情報を
.dumpで出力・生成されるファイルのことを指します。
dumpファイルの使い道
- DBのバックアップ
- DBのリストア
- DBのクローン作成
dumpファイルを作ってみよう!
DB単位でdumpしよう
pg_dump -h ホスト名 -p ポート番号 -U ユーザー名 -d 既存のデータベース名 -F c -f ダンプファイル名.dump
-h : ホスト
-p : ポート番号※デフォルトは5432
-U : ユーザー名
-d : データベース名
-F c : ダンプ形式の指定。c はカスタム形式を意味します。他にも t(テキスト形式)、d(ディレクトリ形式)などがあります。
-f : ダンプデータを保存するファイルの指定
これにより、指定したデータベースのスキーマとデータが 出力ファイル名.dump に保存されます。
【例】
pg_dump -h localhost -p 5432 -U myuser -d mydatabase -F c -f mydatabase_dump.dump
pg_dumpが通らない場合には環境構築用の記事を参考にPATHを通してね!
スキーマ単位でdumpしよう
pg_dump -h ホスト名 -p ポート番号 -U ユーザー名 -d 既存のデータベース名 -n スキーマ名 -F c -f ダンプファイル名.dump
-h : ホスト
-p : ポート番号※デフォルトは5432
-U : ユーザー名
-d : データベース名
-n : スキーマ名
-F c : ダンプ形式の指定。c はカスタム形式を意味します。他にも t(テキスト形式)、d(ディレクトリ形式)などがあります。
-f : ダンプデータを保存するファイルの指定
これにより、指定したデータベースのスキーマとデータが 出力ファイル名.dump に保存されます。
【例】
pg_dump -h localhost -p 5432 -U myuser -d mydatabase -n myschema -F c -f myschema_dump.dump
pg_dumpが通らない場合には環境構築用の記事を参考にPATHを通してね!
テーブル単位でdumpしよう
pg_dump -h ホスト名 -p ポート番号 -U ユーザー名 -d 既存のデータベース名 -n スキーマ名 -t テーブル名 -F c -f ダンプファイル名.dump
-h : ホスト
-p : ポート番号※デフォルトは5432
-U : ユーザー名
-d : データベース名
-n : スキーマ名
-t : テーブル名
-F c : ダンプ形式の指定。c はカスタム形式を意味します。他にも t(テキスト形式)、d(ディレクトリ形式)などがあります。
-f : ダンプデータを保存するファイルの指定
これにより、指定したデータベースのスキーマとデータが 出力ファイル名.dump に保存されます。
【例】
pg_dump -h localhost -p 5432 -U myuser -d mydatabase -n myschema -t mytable -F c -f mytable_dump.dump
pg_dumpが通らない場合には環境構築用の記事を参考にPATHを通してね!
まとめ
- dumpファイルとはDBの設定やデータをエクスポートしたファイル
- バックアップ、リストア、クローン作成等に使用される
- pg_dumpコマンドを使用する
満足いただけたら、1クリックなのでSNSフォローしてもらえると嬉しいです🦈