みなさんこんにちは、現役エンジニアのサメハックです
アパレル企業でトップ販売員を経て
未経験から Web エンジニアに転職し、
現在正社員として 5 年働いています!
Gitの解説シリーズです。
今回はブランチを切ってマージする方法について学んでいきましょう!
駆け出しエンジニアや未経験の方、
また新入社員を指導する先輩社員にとっても
わかりやすいように解説していきます!
- ブランチを切る事ができる
- 切ったブランチをマージすることができる
■ GitHub とローカル環境の連携が出来ていない方はこちらをご参照ください

■ 本記事と内容を合わせたい方はこちらもご参照ください


ブランチを切ろう
ブランチとは
ブランチとは簡単にいうと、セーブデータのことです。
Gitには統合ブランチという大本のセーブデータがあります。
このセーブデータを分岐させてトピックブランチという
作業用のセーブデータをつくります。
ブランチを切るとは
Gitは基本的にチーム開発で使用するので、例えば
統合ブランチに X Y Z というセーブデータがあった時に
・YをベースにしたAさんの作業用ブランチ
・YをベースにしたBさんの作業用ブランチ
を統合ブランチから分岐させて作ることができます。
このような行為をブランチを切るといいます。
複数の人が別々の作業ができるというメリットがあるよ!
実際にブランチを切ってみよう
ブランチの作成
git branch ブランチ名
これでmainブランチの最新コミットをベースに”styleタグ追加用ブランチ”が作成できました
ブランチの確認
git branch

これでブランチが作成されている事が確認できました。
ブランチを切り替えよう
git checkout ブランチ名

これでブランチが切り替えられました。
git checkout -b ブランチ名
作成したブランチを更新しよう
index.htmlを更新
styleタグを追加します

ステージングにadd
git add index.html
変更をコミット
git commit -m "styleタグを追加しました"
リモートリポジトリにブランチを追加
git push origin ブランチ名

GitHubで確認してみると、このようにブランチが追加されたことがわかります。


統合ブランチ(main)にマージしよう
ワークツリーをmainブランチに切り替える
git branch main

ブランチが切り替わったので、
先程追加したstyleタグの記述がなくなっています。
mainブランチにマージ
git merge マージしたいブランチ名

このように記述することでmainブランチを上書きすることができます。
GitHubにpush
git push origin main
GitHubを確認するとブランチがマージされたことが確認できます。

ちなみに、ログを見ても確認が可能です。

ブランチを削除しよう
ローカルのブランチを削除
styleタグ追加用ブランチはmainブランチに統合され、
不要となったので削除します。
git branch -d 削除したいブランチ名

これでstyleタグ追加用ブランチが削除されました。
新たなブランチを切るのが一般的だよ!
リモートリポジトリ(GitHub)のブランチを削除
ですがこれだけではGitHub上にはブランチが残ったままですので
GitHubのブランチも削除しましょう
git push --delete origin ブランチ名
↓省略形
git push origin :ブランチ名

GitHubで確認してみると、ブランチが削除されたことが確認できます。

まとめ

- ブランチとは簡単にいうと、セーブデータのこと
- ブランチを切るとは、セーブデータを分岐させて個人の作業領域を設けることを
- ブランチを切ると統合ブランチには影響を出さずに複数の人が別々の作業ができる
- マージとは、切ったブランチを統合ブランチに反映させること
- マージしたあとはブランチを削除するのが一般的
プルリクエストのやりかたは次の記事をご参照ください


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