みなさんこんにちは、現役エンジニアのサメハックです
アパレル企業でトップ販売員を経て
未経験からWebエンジニアに転職し、
現在正社員として5年働いています!
今回はポート転送について学んでいきましょう!
駆け出しエンジニアや未経験の方、
また新入社員を指導する先輩社員にとっても
わかりやすいように解説していきます!
- ポート転送がなにかがわかる
- TeraTermを使ったポート転送の設定方法がわかる
ポート転送について
そもそもポート、ポート番号とは?
ポートというのは、NWからPCへアクセスする為のドア
という例えが一般的です。
よく聞くポート番号は以下のようになっています
- 20 FTP データ送信
- 21 FTP FTPの制御
- 22 SSH サーバとの暗号化通信
- 23 Telnet サーバとの通信
- 25 SMTP メール送信
- 53 DNS 名前解決
- 80 HTTP Webページ
- 110 POP3 メール受信
- 119 NNTP ニュース
- 123 NTP 時間設定
- 143 IMAP メール通信
- 443 HTTPS Webページ(暗号化)
- 5432 PostgreSQL ポスグレ用
例えば、Webサイトを見たい!という場合だと
80番のドアを通って情報のやりとりをします。
このようなドアのことをポートといい、
ドアの番号のことをポート番号といいます。
ポート転送とは
一言でいうと、
「ポートに送られてきた情報を、別のポートに転送すること」です。

かなり簡単なイメージでいうと
鏡を設置して、光(=情報)を別の場所に反射させるようなイメージです。
TeraTermを使ってポート転送の設定をしよう!

このようなNWの設定があり、
何らかの都合で直接SQLツール→DBの接続ができないとします。
このときに役立つのが、TeraTermのポート転送機能です。
①テラタームを開き”SSH転送”を選択

②追加を選択

③転送設定

リモート側ホストにデータサーバのIPアドレスとポート番号を記述
※DBはPostgreSQLを想定しているため、ポート番号は5432です
ローカルに任意のポートを開ける
※使えないポートもあるので、こだわりがなければ15432としましょう。
④データサーバにアクセス。

これで設定が完了しました!

あとはTeraTermを開いた状態でお使いのSQLツールを使用し
IPアドレス:127.0.0.1 もしくは localhost
ポート:15432
と指定すれば、ポート転送を用いてDBへアクセスすることができます!
まとめ

- ポート転送とは、ポートに送られてきた情報を、別のポートへ転送すること
- TeraTermのポート転送機能をつかうと実現可能
- あとはSQLツールで自分自身のIPアドレス(127.0.0.1)と開けたポートを選択するだけ!

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