みなさんこんにちは、現役エンジニアのサメハックです
アパレル企業でトップ販売員を経て
現在 Web エンジニアとして正社員で 5 年働いています。
今回は JavaScript の文字列型と数値型について学んでいきましょう!
駆け出しエンジニアや未経験の方、また新入社員を指導する先輩社員にとっても
わかりやすいように解説していきます!
- 文字列型と数値型の違いがわかる
- 間違えやすいポイントがわかる
文字列型とは
文字列型とは、JavaScript の最も基本的なデータ型です。
シングルクォーテーション( ‘ )
ダブルクォーテーション( ” )
バッククォーテーション( ` )
のどれかで挟むことで、文字列として扱うことが出来ます。
シングルクォーテーション( ‘ )
console.log('こんにちは');
// こんにちは
ダブルクォーテーション( ” )
console.log("こんにちは");
// こんにちは
バッククォーテーション( ` )
console.log(`こんにちは`);
// こんにちは
※これは特殊な書き方をする際の記法なので、通常は使いません
クォーテーションで挟まなければエラーが発生します!
console.log(こんにちは);
// ReferenceError: こんにちは is not defined
文字列を取り扱うときはシングルかダブルクオーテーションで挟もう!
明確な違いはないからどっちでもいいよ!
数値型とは
数値型も JavaScript の基本的なデータ型です。
文字列とは違い、クォーテーション等では挟みません
console.log(12345);
// 12345
数値を取り扱うときはクオーテーションでは挟まないよ!
間違えやすいポイント!
数値を取り扱うときはクオーテーションで挟まない、
というのは先ほどのとおりなのですが、
クオーテーションで挟んだ時にもパッと見、同じように出力されるのです。
console.log(12345);
// 12345
console.log("12345");
// 12345
これはいわゆる数字と数値の違いです!
クオーテーションで挟むことで文字列、つまり数字として扱われます。
数値をクオーテーションで挟むと”数字”として扱われるよ!
数字と数値の違い
数字と数値の最も大きな違いは計算ができるかどうかです!
では実際に下記のコードを動かしてログを出力してみてください。
※ログの出力の仕方と、オンラインでの JavaScript の実行環境について
詳しく知りたい方は、先日の記事をご参照ください。
数字(文字列)
console.log("1" + "2");
// 12
数字の場合は 1 と 2 が連結されて”12″となりました。
これはいわゆる 12(十二)という値ではなく
“1”と”2″が並んでいるだけの文字列です。
つまり、プラスという演算子を用いて文字列を連結しているので、
このような処理とも同等です。
console.log("サメ" + "ハック");
// サメハック
難しい言い方をすると、プラス(+)という演算子が
連結演算子、つまり複数の文字列を結合するものとして作用します。
文字列 A + 文字列 B とすると、文字列 AB が連結されるよ!
数値
console.log(1 + 2);
// 3
一方数値は皆さんのご存知のように、計算式として扱われ
3が出力されました。
数値は計算可能、数字はただの文字列なので計算はできないよ!
まとめ
- 文字列はクオーテーションで挟む
- 数値はクオーテーションで挟まない
- 数字(文字列)と数値の違いは、主に計算できるかどうか
文字列と数値の違いが理解できてえらい!
数値は足し算だけじゃなく、四則演算もできるので次回解説するよ!
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サメハック。